人間が潜在的に闇を怖がるわけについて

心霊現象ときくとどのようなイメージを思い浮かべるだろうか?
心霊現象とは夜中、誰もいないところ、雨の降る日・・・などなど。
そういったパターンってあると思うのですが、そもそもなぜ人間は闇を怖がるのだろうか、とふと疑問に思った。
少し調べてみたのだが、「特定恐怖症」という言葉にあたった。
特定恐怖症とは暗闇ももちろん、人間がある一定の現象やものに対して異常なまでに恐怖を覚えることをいう。
暗所恐怖症、閉所恐怖症、高所恐怖症、先端恐怖症など。
最近知ったのだが「ボタン恐怖症」などという恐怖症あるらしい。
毎日スーツを着て出勤する人はどうしているのだろう・・・と疑問に思う。
しかしこういった恐怖の原因というものは、人間の心の奥に潜む潜在的な何かであることは間違いないであろう。
恐怖の原因について探っていってみたい。
昔人間は太古の時代、暗闇になると野生のシカといった動物に襲われていたらしい。
肉食の動物もしかり。
人間はその恐怖から逃れるために火を使用し、動物を追い払っていた。
つまり人間には闇に対する恐怖を長い間持っていて、純粋に「怖い」と思うのが人間の正常な心理なのである。
しかしこれを異常に怖がってしまうと「暗所恐怖症」にあたるのである。
また私は霊の存在をある程度信じているのだが、心霊現象を実際に目撃している人の方が心霊現象など超常現象を怖がらない人が多いのではないかと思う。
それはやはり私たちには「見えない」ということ自体が恐怖の原因で、動くはずのないものが勝手に動き出すという摩訶不思議な現象を最も嫌うのだろう。
また子どものころに急に停電になった、ということも一種トラウマになっているのかもしれない。
子どものころのトラウマは自分ではその原因に気付きにくく、別の形で発現することが多い。
身体のキズなどであると痛みを伴うし、キズも残る。
その一方で心に負ったキズはなかなか治りにくく、外からは見えにくいのでつい無理をして意味のわからない症状が表れてしまうことがあるのだ。
深層心理の深い部分で負ってしまったキズは、中々治りにくい。
自分で自分のキズについて理解することで、はじめてその根本と向き合うことが可能になる。
その作業は非常に辛いものではあるが、症状ばかりに苦しんでいるのも同じように辛いことなのかもしれない。
人間の心の中の構造は闇と同じで複雑で何も見えない。
自分と向き合うことこそが恐怖を克服するために必要な要素なのだろう。