光と闇対をなす闇とは悪いものなのだろうか

嫌な印象に囚われがちな闇。
闇は悪いものなのか?どうなのだろう。
闇は暗く、夜は深い。
闇のイメージは光と闇で対をなし、白と黒にもわかれる。
はたして闇は恐ろしく、恐怖に満ちたものなのか。
確かに、闇と言ったら悪い印象にもたれがちだ。
闇は暗い黒に連想するからだ。
闇は暗い。
しかし、闇は誰かしら持っているのではないのだろうか。
そう、心の中に。
その闇が表に出てこないように深い場所で扉を固く閉じて。
誰にも見られないように、気付かれないようにひた隠しにしている。
闇は誰もが隠したいものではないだろうか。
私の闇は時折表に現れ、自身を取り込もうとする。
私はそれが怖い。
取り込まれてしまえば、周りがすべて見えなくなり、全てが信じられなくなる。
疑心暗鬼に囚われてしまう。
誰かが遠くで話をしているのを聞いて自分の事を言っているのではないかなど、全てをマイナスに捉え、より深みに嵌っていく。
闇に一度完全に囚われてしまえば抜け出すのは簡単なことではないが、闇に感情が浸る時に、感情を反転させれば闇に取り込まれることはない。
遠くでした話し声が自分に向けられたものであるとは限らない、だからそういう時は、受け流してしまおう。
あぁ、誰かが話をしているって。
自分に直接言われている事ではないのだからわざわざ気に病むのはもったいない。
そんな事に心を砕きたくないが本音である。
こう書けば闇はいいい印象はしないだろう。
しかし、闇は黒のイメージを深く持つと書いたように、私たちが寝るときに電気を消すのは、むしろ闇に身をゆだねている状態だ。
そう、闇は悪いイメージを持ちながら安息を与えるものでもある。
光の中に身を置くことは自身をさらけ出すことだ。
しかし、それはできない。
自身をさらけ出すという事は触れられたくない部分も表に出すという事。
しかし、表に出さなければ自身の心は壊れかねない。
だから、夜になると闇に身をゆだねる。
自身の闇をさらけ出せるように。
闇といえば聞こえは悪いが、潜在意識といえばどうだろう。
光の中では表に現れることなく、意識することなく過ごしているが、夜、眠りにつくと潜在意識は浮かび上がってくることがある。
夢という形で。
しかし、誰もが知っているように、夢というのは目が覚めて少ししたら消えてしまう。
何故だろう?それは知られてはならない情報だからだ。
深い部分に隠しにした情報。
それを知られないように夢はいくつもの暗号でその事に気付かれないようにしている。
言い方を変えれば潜在意識も闇の一環かもしれない。